精霊飛蝗
昨日、近親者の葬儀がありました。斎場を後にする際。一匹のバッタ(飛蝗)が遺影に近ずてきました。そして、遺影を地面につけるとなんとガラス板の上を登り始めました。
バッタには、精霊飛蝗なるものがいて、8月の旧盆(精霊祭)の時季になると姿を見せ、精霊流しの精霊船に似ることから、この名がついたと言われています。また、オスメスの性差が非常に大きく、別の名前が付くくらい違って見えるので「天と地ほども違う」という意味の「霄壤」から、ショウジョウバッタ(霄壤バッタ)とも呼ばれているらしい。
昆虫には波動(エネルギー)が高いものもあれば、低いものもあります。波動の高いものは人々から好かれますが、低い昆虫は嫌われ、すぐに殺されてしまいます。後者の代表的な昆虫はゴキブリです。波動が高い虫というのは、自らが媒体となり、神様のメッセージを伝えようとしています。つまり、バッタがもつスピリチュアルメッセージはかなり強いということです。
昨日の参列者の中では、「先だった夫が妻を迎えに来たのに違いない」と話題になりました。小生も精霊飛蝗は、夫の化身ではないかと確信しており、涙をそそる一日でありました。