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大腸ポリープ切除


 以前の人間ドックで発見されていた大腸ポリープを先日某病院にて切除して頂きました。

 日常診療では、患者さんのポリープを内視鏡的に切除しているのですが、さすがに自分のお尻にファイバーを挿入することはできませんので、午後の休診日を狙って今年中に終わらせました。

 内視鏡学会の治療ガイドラインでは、「径6mm以上の腺腫は切除が勧められる」となっていますが、恐らく小生のポリープもその範疇に入るのだと思っております。まだ、病理結果は未報告の状態ですが.....。

 一方、俳句の冬の季語に「鎌鼬(かまいたち)」なるものがあります、道などを歩いているときに、突然鋭利な鎌で切ったような傷ができる現象のことです。特に雪国地方でみられて鎌鼬という魔獣のせいだといういう言い伝えも残り、七不思議の一つとされています。傷の理由については塵旋風、真空説、電気説、気圧の急変など諸説あります。今回のポリープ切除は人為的な通電性の鎌鼬とでも言うべきでしょうか?

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