青大将
先日の午後休診の水曜日、天候にも恵まれたため、久々に近所の田園を散策してみました。外出禁止令の昨今ではあったのですが、春の野は何とも気持ちがいい。
一人吟行は、春の季語に出会うチャンスです。出会ったのは、「昼行性」のヘビ!子供の頃、田舎に暮らしていると嫌でも見かけてはいたのでが、小生としては久々の遭遇です。
どうもアオダイショウの様だ。アオダイショウは「守り神」と呼ばれるのを聞いたことがある。アオダイショウを駆除してしまったがために、ネズミが大発生して納屋のコメを食い散らかされたという話もあるくらいです。
アオダイショウを嫌いだと思う人が多いのは道理ですが、無毒でおとなしい性格であることを知れば、そこまで怖がることのないヘビです。「蛇出づる」も「青大将」も晩春の季語です。神の化身としての「益獣」アオダイショウに、コロナショックの厄難を追い払ってもらいたいものです.....。