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うろこ雲とひつじ雲


 秋の空には様々な雲が姿を現します。魚のうろこのようにみえる「うろこ雲」や、もこもこの羊の毛のような「ひつじ雲」。  うろこ雲は、いわし雲とも呼ばれますが、気象学的には巻積雲の一種に分類されます。秋を代表する雲で、上空の高いところに発生します。雲が薄く、太陽がすけるため陰ができません。

 ひつじ雲はというと、高積雲の一種です。巻積雲と比べると、発生する場所が低く、雲が厚いため、底に陰があります。  うろこ雲とひつじ雲の違いは、発生する高さ・雲の色・雲の大きさということになります。昨日、実家の庭先で空を見上げた時に「あの雲はどっちかな?」と思いました。どうやら、両方混在している様です。

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